プレイヤーで活躍し続けたいトップコンサルが、名もなき会社「JQ」に集まる5つの理由

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株式会社JQにて、代表取締役社長を務めている下田です。

JQは業態の括りでいうとITコンサルティング会社に当てはまりますが、一般的なITコンサルティング会社と違い、開発部隊を持っていません。ではJQは何をしているのかと言うと、大手企業を中心に、基幹システム連携が伴うような大規模な新規プロダクト開発やDXの推進、またデジタルマーケティングなどのプロジェクトマネジメント(PM)を専門に行っています。

そして現在JQには約35名ほどのメンバーがおりますが、大手ITコンサルファームや外資系戦略コンサルファームでトップコンサルタントとして活躍していたメンバーが多く在籍しており、プレイヤーとしてお客様の課題解決に真摯に向き合っています。

また私自身も社長業を務めつつ、いまなおプレイヤーとして様々なプロジェクトに参画しています。

そこで今回は、そもそもでJQがどういった会社なのか、またなぜ大手コンサル会社のトップコンサルタントとして活躍していたメンバーがプレイヤーであり続けるためにJQに集まるのか、その理由をご説明いたします。

プロジェクトマネジメントを専門に行う「JQ」とは

マネジメントと聞くと “管理” という印象が強くなってしまいますが、我々は「プロジェクトを推進すること」がプロジェクトマネジメントだと捉え、コンサルタントが様々なプロジェクトの主体となってリードし続けています。

過去にはJリーグ公式アプリの構築をはじめ、守秘義務があり具体名は開示できないですが、大規模な基幹システムの開発プロジェクトというよりも、エンドユーザー向けのアプリやサイトの開発プロジェクトを多く担当させていただいております。みなさんの目に触れる数多くのプロジェクトなども担当させていただきました。

また、大規模な基幹プロジェクトも一定数ありますが、いずれも顧客サイドのPMOというポジションで、 “開発側の大きなピラミッドの一歯車” というポジションではありません。

▼実績一例
  • Jリーグ公式スマホアプリ:CRM基盤開発のビジネスサイドも含めた全体マネジメント
  • りそな決済サービス:業務改善DX企画・実行推進支援
  • 某大手外食企業:テイクアウト等の注文Webサービスの開発マネジメント
  • 某大手不動産企業:総合データ基盤構築の構想策定支援、全体マネジメント
  • 某大手商社:スマートシティ共通基盤構築支援

そして上述の通り、JQが大手ITコンサルファームと大きく異なるのが、開発部隊を自社で持っていないということです。さらにJQは非上場企業であり、売上高や利益率を追う必要がないため、各メンバーにも売上ノルマのようなものは設定してません。

開発部隊を自社で持ち、売上ノルマがある場合は、どうしても自社のメンバーを優先的に使う必要が出てきて、コスト高になるなど、クライアント企業との間で利益相反が生じてしまいかねません。しかし、JQはあくまでもPMに特化し、売上や利益率を追っていないため、クライアントの利益や社員のモチベーション・スキルアップなどを最優先とした案件に参画することが可能です。

そんなJQには、コンサルファーム出身メンバーやSIer出身のメンバー、またコンサル経験のない事業会社出身のメンバーなど、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっています。
さらにメンバーの中には、大手ITコンサルファームや外資系戦略コンサルファームなどで長年務めてきた30代後半から40代、役職で言えばマネージャーやシニアマネージャークラスといった、トップコンサルタントとして活躍してきたメンバーも在籍しています。

彼らはそのままでも評価され、トップクラスで活躍し続けることができるのに、なぜ大手コンサルファームから名もなき会社「JQ」へと集まってきたのでしょうか。

大手トップコンサルタントたちがJQに集まる5つの理由

実際にJQに入社してきた大手ITコンサルファーム出身のメンバーらに話を聞くと、大手ITコンサルファームとJQには様々な違いがあり、その違いがそのままJQへと集まる理由でもありました。

ひとつずつ見ていきましょう。

理由01. JQでは報告仕事や利益率管理などがない

私自身、もともと大手外資系コンサルファームに勤めていたため分かるのですが、大手の場合はマネージャーとして案件のトップに立つようになると、案件に係る現場の業務というよりも、 “会社に報告する” という業務に時間を取られるようになります。

プロジェクトがいまどういった状況で、どういった課題があり、どう対応していくかなどを報告しなければならないのですが、外資系であれば本国の方にも報告しなければなりません。

なにか企業全体にとって有益な情報を報告するのであれば意義を感じられるのですが、実際はそんなことはなく、報告しなければならないから報告する、といった仕事で、そのために理論武装したり、都合の良いところだけを報告するといったことも本質的でないアプローチをすることも珍しくないでしょう。

また大手では利益目標があるため、マネージャークラスはメンバーの残業時間や経費などをしっかりと把握し、利益率が守られているかどうかを常に見なければなりません。

これが非常に面倒な業務で、まずメンバーが正しく残業時間を報告しているとは限りませんし、複数プロジェクトを掛け持ちしているなんて場合は、どの時間がどのプロジェクトなのかを集計する必要もあります。

さらにメンバーが多ければ個人間のトラブルなどもありますから、そうした様々なトラブルシューティングもマネージャーの仕事。その結果、クライアントのためではなく、社内のために多くの時間を割かなければならないのです。

一方でJQでは報告義務というのは一切ありません。もちろん、なにかトラブルが起これば一緒に対応をしますが、トップコンサルタントたちが集まっているということもあり、また現場に裁量があるため、多くのトラブルは現場で解決されます。つまり、トラブルによるリスク管理が必要ないため、わざわざ報告業務というのを行う必要もないのです。

また、上述の通りJQでは利益率を求めていないため、利益率の管理業務もありません。さらに売上や利益ノルマもなく、プロジェクトに望む姿勢やスキルなどのプロセスに評価軸を置いているためわざわざ利益などの数字をまとめて報告するといったこともありません。もちろん、だからといって赤字垂れ流しが許されているというわけではなく、現場のPM、それぞれが常識の範囲でコストコントロールをしているのです。

つまり、プレイヤーで活躍し続けられる環境がJQにはあるというのが1つ目の理由です。

理由02. やりがいや価値提供を重視したプロジェクトに専念できる

利益率を求める大手ITコンサルファームの場合、クライアントの課題解決に繋がるプロジェクトや、メンバー自身のやりがいに繋がるプロジェクトであったとしても、「儲からないから」という理由で断念せざるを得ないケースはどうしてもあります。

実際にJQに入社したメンバーのひとりは、以前在籍していた大手コンサル会社で、クライアント側に立ってベンダーコントロールを行うポジションでプロジェクトに参画しており、クライアントの抱える課題を解決していくことにやりがいを感じていたそうです。

しかし、「利益が少ないから」「たくさん人を入れられなそうだから」という理由でプロジェクトから離され、別の大きなプロジェクトを担当させられることになったと話していました。トップコンサルタントであればあるほど、より大きな利益に繋がるプロジェクトを任されるようになるというのは、売上や利益を求める大手コンサル会社であれば仕方のないことかもしれません。

そうしたプロジェクトへのアサイン方針は会社によっても異なるでしょうが、JQでは利益率を追っていないので、プロジェクトのアサインに関してもクライアントの利益に繋がるか、そしてメンバーのモチベーション・スキルアップなどを最優先としたアサインを大切にしています。

そのため、個々のやりがいであったり、クライアントへの価値提供を重視したプロジェクトに専念できる環境がJQにはあるということが、2つ目の理由です。

理由03. 個人のパフォーマンスが正しく評価される

売上などのノルマがないJQでは、メンバーのスキルのみを評価して、昇給・昇格が決まります。なお、スキルというのは、コンサルティングスキルだけでなく、会議運営ノウハウだとかリーダーシップといったことも含めてスキルと捉え、スキルベースで何ができるかどうかを評価するというのがJQのやり方です。

そして、昇給・昇格の機会は年2回あり、現場を見ているディレクター陣と経営陣が集まり、1人ひとりに時間をかけて、どのスキルが評価できるか、どのスキルが足りていないかを議論し、さらに次スキルを高めるためにはどうすべきかのフィードバック含めて評価を行っていきます。

こうした1人ひとりに対して時間をかけてしっかりと評価をするというのは、どうしても手間がかかってしまいます。そのため、社員数が多い大企業であれば、そもそもそうした評価制度が現実的に難しかったりもします。

特に大手ITコンサルファームは、大規模案件を取りに行く傾向にあるので、プロジェクトメンバーも大人数になりがちです。評価者は自身の日々の業務もある中で、たくさんいるメンバー1人ひとりをじっくり見る時間が取れないというのが実情です。
加えて、とにかく中途採用で人をかき集めているので、仮にプロジェクト内のピラミッドがきれいにできているとしても、一貫した目線で評価をするというのは構造的に難しいと思います。

会社の規模を大きくすると、どうしても1人ひとりをしっかり見ることが難しくなるので、上司の覚えが良いかどうかやマーケットの状況や会社の業績に依存したり、ある程度のクラス以上になると売上ノルマの達成状況などの数値判断での評価にならざるを得ないのです。縁の下の力持ち的な人は、損を見るかもしれません。

こうした大手コンサル会社の評価の仕組み自体は、会社を大きくしていくという目的に鑑みると、自然とそうならざるをえないので、良い悪いというよりも、会社の方針によるものだと思います。

そのため、規模を追わない、と割り切っているJQだからこそ、個人のパフォーマンスを正しく評価できます。トップコンサルの方こそ、自身の成長とそれに伴う待遇のアップを図れるというこの環境に価値を感じて、JQにジョインすることを選択してくださるのだと思います。

理由04. プロジェクト自体がおもしろい

繰り返しになりますが、大手ITコンサルファームでは、大規模なプロジェクトを取りに行く傾向にあります。その結果、多くの中途採用者は、工程、機能ごとに細分化されたチームを担当していたりします。

たとえば、あるサブシステムのテストチームの、性能チームのリーダー、というような具合です。こうなると思いの外、自身が見る範囲が狭く、コンサルタントの仕事像として思い描いていたような裁量が大きく、ばりばり仕切って働くというイメージとはかけ離れた仕事になることも珍しくありません。

一方で、JQが担当させていただくプロジェクトは、大手が受けるような何十億円もの大規模基幹システム開発プロジェクトなどではなく、1〜10億円規模のプロジェクト、特にエンドユーザー向けのサービスやシステム開発が多いことが特徴です。
そして、JQは全体を見るようなポジションで参画するため、細分化された仕事をするのではなく、常に全体に影響を及ぼすような重要な仕事をすることになります。

また、エンドユーザー向けのプロジェクトは、家族や友人など身近な人たちに利用いただくサービスでありますから、やはり自分がそうしたプロジェクトをリードして、サービスを生み出していくという仕事はやりがいも大きく、とてもおもしろく感じられます。

自分たちが手掛けたプロジェクトが世の中で話題になるということも、JQでは珍しくありません。話題になるプロジェクトがなぜJQに集まるのかについての詳細は、ぜひ次回の記事をご覧ください。


なぜ名もない企業の「JQ」に、世の中で話題になるプロジェクトが集まるのか


エンドユーザー向けのプロジェクトだけではなく、基幹システムのプロジェクトも担当することがあります。
しかし、原則、顧客側のPMOとして入りますので、そういったプロジェクトであっても、大手ITコンサルファームのように細分化された業務だけを担当するということはなく、むしろプロジェクト全体を隅々まで把握してプロジェクトをリードしていくことが求められるため、コンサルタントとして成長できる機会が多くあります。

理由05. プロジェクトにおける裁量が大きい

大手ITコンサルファームの場合、自分が立てた計画を各方面に確認してもらうといった、細かな承認フローが設けられています。
それはプロジェクト規模が大きく、スケジュールが1ヶ月遅延することで追加の開発コストが億単位で発生してしまうような状況のため、少しでもトラブルが起こりうるリスクを最小限にすべく、そうした細かい確認業務は必要であるため仕方がないことでしょう。

それはつまり、大手企業のプロジェクトは常に合意形成が求められ、担当者の裁量が小さいことを意味します。実際に大手コンサル出身のJQメンバーも、以前の職場では細かな変更も都度確認してもらわなければならず、面倒に思うことが多かったと話していました。

一方、JQではコンサルタントがプロジェクトの全体方針を決め、推進していくことを担っているため、そもそもで裁量が大きい仕事です。

またトップクラスのコンサルタントが集まっているからということもあり、上から細かく指示を出すということはなく、意思決定はプロジェクト内で完結して進めていくことが基本です。

このようにJQは大手ITコンサルファームとは価値観や制度、またプロジェクトも異なります。自らの裁量で、やりがいを感じながら、お客様の課題解決に全力で向き合える環境があるというのが、プレイヤーとして活躍し続けたいと思っているトップコンサルタントがJQに集まる理由なのです。

おわりに:JQに入社して年収3倍になったトップコンサルも

トップクラスのコンサルタントであれば、名もなきJQよりも大手ITコンサルファームのほうが稼げるのでは、と思われるかもしれません。しかし、実はその逆で、JQに入社して年収アップを実現しているメンバーは多くいます。

たとえばAさんは、前職のコンサル会社ではボーナス含めて年収1,500万円満たないレンジだったそうですが、JQでは自分の裁量で案件を獲得するなど、パフォーマンスを最大限発揮。その結果、入社してわずか1年で年収は4,000万円以上と、3倍近い年収アップを実現させています。

またSIerや事業会社出身のメンバーでも、700〜800万円からスタートして、入社3年で1,500万円とおよそ倍にまで年収レンジを上げているケースはJQでは珍しくありません。

『SIerがコンサルタントへとキャリアアップして年収増を実現することは難しくない3つの理由』という記事でもご紹介しましたが、大手企業の中には教育制度が形骸化しており、成長機会が少ないケースもあるでしょう。

さらに、他の大手ITコンサルファームはPMに特化していないため、PMに特化したノウハウがフレームワーク化されているケースは珍しいかもしれません。しかし、PMを専門とするJQだからこそのノウハウと学習資料により、トップコンサルタントであってもさらなる成長機会を得られる環境があります。

コンサルタントとしてさらなる高みを目指してみたいという方、またJQの興味を持たれた方がいれば、ぜひ一度JQでの具体的な働き方等についてお話を聞いてみませんか?

ご連絡お待ちしております。

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